チベット体操 呼吸も無理をしないでね

先日のことなのですが、とある体験講座にご夫婦で参加をしていただきました。

奥様は3回目の体験講座でした。

初めてということで、今どんな呼吸をしているのか?見せていただきました。

ご主人は、かなり胸の浅いところで呼吸をされていました。

段々と意識を下に下ろして行き、丹田をかなり意識して呼吸が出来るようになりました。
少し深い呼吸を繰り返すと、体が暖かくなることにびっくりされていました。

その呼吸で体操に入っていただいたのですが、途中で頭が『ぼー』っとする感覚があり、無理はしていただきたくないので、体操を休みお話をしていました。

ご主人いわく
「酸欠か過呼吸だと思います」というので、ビニール袋にご自分の吐いた空気をいれ、それを吸っていただくことを繰り返すと、体がすっきりとしてきました。

多分、「過呼吸」だったんですね。

普段呼吸の浅い方が、急に深い呼吸になり、体操も入れたものだから、自分では解らないうちに無理をしてどんどん息を吸ってしまわれたのだと思います。

よく、
「無理をして体を反らさないで下さいね」
「無理をして足を上げないで下さいね」
って声を掛けています。

それは、呼吸も同じなんですね。
「無理無理 深い呼吸で 息を吸う、くらくらするまで吐く」
ことは控えて下さいね。

かなり長い経験を積んだ方は、ご自分の体の反応を知っているので、ここまでは大丈夫 というのがわかると思いますが、初めての方は 『ぼちぼち始める』くらいで良いのではないかと思います。

今回の場合は、奥様も一緒だったので、頑張ろうと思ったこともあるのかも知れませんが、長い時間をかけて出来たご自分の体を、短い間に変えようと、頑張り過ぎるのはよしましょうね。

気持ちはよーくわかるのですが、長い時間かけて出来上がった体を変化させるには、長い時間がかかると思って下さい。

チベット体操は、他人と変化を争うような体操ではありません。

ご自分自身と静かに対面し、時間をかけながら内面から変化させていく体操だと思って下さい。

ゴールは、息をひきとる時なんですよ。

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