チベット体操 できていなかったお礼

昨日の名古屋でのチベット体操講座を終わらせての帰り道でのこと。

87歳になる女性と出会うことができた。

大阪で一人暮らしの女性が、浜松に住む甥っ子を訪ねる旅に、縁あって名古屋駅から同行することになったのだ。

しかし、彼女が甥っ子を訪ねることは、甥っ子自身にはちゃんと伝わっていない。
最終目的地が浜松ということと、携帯の連絡先が書かれた白い一枚の紙しか持っていないのだ。

土曜日に大阪を出たらしいが、名古屋駅で出会うまでどこで何をしてきたかは、尋ねてもしっかりとこたえることができない状態だった。

白い紙に書かれた内容から、名古屋駅の駅員さんにご親切を受けたことが理解出来た。
豊橋に向う電車の中で、隣に座った女性が親切に対応をされていた。

途中で下車する時に、私たちにバトンタッチする形になった。

しかし、嫌な気持ちは全然起きなかった。
名古屋駅からの状況を見ていて、ずいぶん前に亡くなった私の母親が、四国から遠州森町まで一人で旅をして来た時のことを思い出していたからだ。年齢も生きていたら同じくらいだろうと想像出来た。

あの時も、きっとこんなふうに周りの人たちの親切で、無事に森町までたどり着いたことに違いないのだ。

話せば長くなる経験をして、浜松駅で無事に甥っ子と会うことができて、ほっとすることができた。

長い年月を経て、母親にご親切をいただいた皆さんに、やっとお礼が言えたような気がした。

あの女性、昨晩はゆっくり休むことができたのかな?
いくつになっても、体も心も、そして頭の中まで元気でいることが一番幸せなんだろうと思った。

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