チベット体操 届けて欲しい『呼吸法』

地震被災地から復興に向けてのニュースが流れてくると嬉しくなります。

その中でも、避難所の中で中学生、高校生が一生懸命に動いて、避難所の雰囲気を盛り上げているのを見ると、地域の方々に勇気を与えているのだろうなぁと感心してしまいます。

その避難所の中で、体操をしたり、呼吸をしたりして、体を動かしている映像も流れていました。

「こんな情報があったよ」って、体操のお姉さんが知らせてくれました。

以下引用です

兵庫大の近沢範子教授(精神介護学)は「被災直後は興奮状態。不眠に陥る人も多い」と指摘する。そんな時に勧めるのが「腹式呼吸」だ。ゆっくり10回繰り返すと効果的という。日本赤十字社の広報担当者は、歌やハンドマッサージを推奨し、「触れ合いで不安を紛らわすことも大切」と話す。  引用終わり

この「呼吸法」ですが、私たちが講座でお教えしている方法を解りやすく書きたいと思います。
直接被災されている方がこの記事を見るのは難しいと思いますが、どこかでつながって、指導されている方に伝わればと思います。

立っている状態での呼吸を書いています。イスに座っても出来ますからね。

【今の呼吸を確認する】
避難所暮らしで、そんなに深い呼吸は出来ていないと思われます。今どんな呼吸をしているかを知っていただくために、片方の手を胸に、もう片方の手をお腹に置いてみましょう。

その状態で、普段の呼吸をしてもらいましょう。
その時に、胸とお腹に置いた手の動きを確認してもらいましょう。

(↓これ大事です)
胸に置いた手が上下に動いているようなら、胸の浅いところで呼吸をしています。
胸に置いた手が動かずに、お腹に置いた手が前後に動いているようなら、しっかりとお腹で呼吸ができています。

【お腹を意識して呼吸をする方法】
今度は、両手をお腹に置いてみましょう。
(呼吸はこちらに置いておいて)、わざとお腹をぷくっと膨らませてみましょう。
それができたら、今度はわざと凹めていきます。

この時、背中は反ったり丸めたりせずに、まっすぐに立たせてください。

膨らませたり凹ませたりすることができたら、今度は呼吸を入れてみましょう。

まず、息を軽く吐いてみましょう。その後、息を吸うのですが(先ほど練習したように)

(↓これ大事です)
まず、お腹を膨らませて、そこに吸った空気を入れていきます。
吐く時には、わざとお腹を凹ませるように吐きましょう。
(胸の動きはなくなっていると思います)

やってみると解りますが、簡単に呼吸が変わる事がご理解いただけると思います。

場所の余裕があったら、今度は仰向けに寝ていただいて、
息を吸う時には、お腹を膨らませる
息を吐く時には、お腹を凹ませる
呼吸をしてみて下さい。
仰向けなので、お腹の凹みをしっかりと感じてもらえると思います。
aomuke.jpg
今までの呼吸を、先ほど引用した記事のように、10回繰り返すだけでも随分違うと思われます。

この呼吸を繰り返す時に、できたらイメージも加えてあげてください。

息を吸う時には、手の指先、足の指先まできれいな空気を行き渡る事をイメージさせてあげましょう。
吐く時には、(難しいとは思いますが)今持っている不安を全部吐き出すようにイメージさせてあげて下さい。

もう一度息を吸う時には、希望が体の隅々まで行き渡るようにイメージさせてあげてください。
吐く時には、小さなことでもいいから、ストレスを吐き出すようにイメージさせてあげてください。

呼吸の間隔ですが、人それぞれで気持ちよく感じる長さで良いと思います。
皆さん、違うと思っておいた方が良いと思います。

【もう少しお腹の下を意識して呼吸をする方法】
何日か繰り返して、上手になってきたら、もう少し意識するポイントを下げてあげて下さい。

ポイントは
(↓これ大事です)
おへそから、手のひら二つ分下です。

片方の手でおへそを指差してもらいましょう。
もう片方の手で、親指をおへそに当てます。指先を揃えて水平にしてお腹に置きましょう。
おへそを指さした手を離して、その手を同じように指先を揃えて、先ほどの手の下側に置きます。
(おへそから手のひらが二つ並んでいると思います)
上の手のひらを、下の手の上に重ねましょう。
(おへそから手のひら二つのところに手のひらが重なっていると思います)

その辺りが『丹田』になります。

これからは、その『丹田』を意識して呼吸をしてもらいましょう。

まず、『丹田』に手を置いてもらって、(呼吸はこちらに置いておいて)膨らませたり、凹ませたりする練習をします。

背筋はまっすぐにした状態で、膨らませたり、凹ませたりしてもらいます。

それが出来るようになったら、今度は呼吸を入れます。

まず息を吐いてもらいます。
息を吸う時には、最初に『丹田』を膨らませてから、吸った空気をそこに入れていきます。
息を吐く時には、丹田をわざと凹めて息を吐きます。

これも、できたらイメージをしっかりと持って呼吸をしていただけたらと思います。

仰向けに寝てもらっても良いと思います。

呼吸の間隔ですが、人それぞれで気持ちよく感じる長さで良いと思います。
皆さん、違うと思っておいた方が良いと思います。


今日書いた事は、読んでいただいた皆さんにも試していただけたらと思います。

その深い呼吸で、5つのポーズをとってみて下さい。
体操が変わってくると思います。


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