チベット体操 どうして書いてないんですか?

本当にありがたいことなのですが、私たちの周りには個性豊かな人たちが沢山います。そんな皆さんから多くの刺激を受けているのは間違いがないことです。

昨年チベット体操を始めて、一年間地元の体操講座に通っていただいた男性もそのお一人です。

その彼が、年末にこんなことを質問してくれました。

「第6の体操なんですが、この体操をすると性エネルギーが弱ってくることを、『若さの泉•5つのチベット体操』以外どうして書いていないんですか(本には人間が受け入れたくない制約と書かれています)?」

とても勉強熱心な彼は、チベット体操関係の本を全部ネットで手に入れたらしいのです。そうして、読んだんでしょうね。

それで、先ほどの質問になったんです。

私は『第6の体操』はしたことがないので、人には教えることはできないし、お教えしたこともありません。

『第6の体操』をしない理由はただ一つです。

本(ここでは『若さの泉•5つのチベット体操』)にこのように書かれているからです。

----以下引用---
「繰り返し言っておきたい。男女の別にかかわらず、真の鍛錬とひきかえに肉体的な必要性を捨てる覚悟がないかぎり、性エネルギーを上昇させようとは思わないことだ。覚悟ができたら、踏み出そう。努力の後には、成功が待っているのです」
---引用終わり---

私には、そういう覚悟がまだできていないからです。

「でも、どうしてそんな質問をしてくれたんですか?」

すると彼はこう答えたんです。

「私はこの一年間ずっと禁欲生活をしてきました。私は30代なのですが、チベット体操をしてからエネルギーは20代くらいの若さであることを実感してきました。ところが、第6の体操を少し続けたらその20代と思っていたエネルギーが段々と弱っていくのが解るんです。これはいけないと思って今はしていないのですが、なかなか元に戻らないんです」

先ほども書いたように、彼は非常に勉強熱心で、僧侶のような生活をしてみたいと思っているんです。色々な経験をしてきて、性的なエネルギーも自分にはそんなに必要がないと思っていたんです。

一年間続けた5つの体操の経験から、『若さの泉•5つのチベット体操』は本当のことが書かれていると実感したんですね。

でも、『第6の体操』については、それほど真剣には受け取っていなかったのです。で、試してみたら、益々本当のことが書かれていることに気がついたんですね。と同時に、自分にはまだ『覚悟』ができていないことにも気がついたんです。

それで、先ほどの質問につながったんですね。そうして、『人間が受け入れたくない制約』が何も書かれていないことに危機感を持ってくれたんです。

私は、先ほども書いたように、『第6の体操』はしたことがないので、人には教えることはできないし、お教えしたこともありません。お話もできません。

ですから、話を聞くだけしかできませんでした。

ただ、彼がそういう『危機感を持った』という報告だけはしても良いと思いますので、今日の記事にしました。

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