チベット体操 動作について

今年になってからずっと記事を書いてきましたが、あまりポーズ、動作について書いてないと気がついた方もいらっしゃるでしょうね。

もちろん動作もとても大事だと思います。

でも、動作と同じくらい体操をする時の『呼吸や意識や気持ち』も大事だと私たちは考えています。
なぜか?というと、このチベット体操は、誰かと競争して何かを競うものではないからです。

昨日は、第2の体操から第3の体操に移る際の『間』についてお話をしました。その続きで、今日は第3の体操について少しお話をします。

第3の体操の時に、「足は開いているのでしょうか?閉じているのでしょうか?」

と、質問をいただく時があります。よくわかるんですね、その気持ちが。

だって、『若さの泉•5つのチベット体操』に出てくる写真は、全くの横から撮ったもので、開いているか?閉じているのか?はっきりしないんです。

その時は、いつも「じゃ、一度両方ともやってみましょう」と、皆さんで体操をすることにしています。昨年12月の東京での体験講座でもそのようにしました。

比べてみると、すぐにその違いがわかります。
『体操をする時の気持ちが違うんです』
すぐにでも試してみて下さい。

足を閉じていると体が不安定なので、安定させるために自分の体の真ん中に線を引きませんでしたか?その線に沿って、体を反らせていきませんでしたか?

『意識は自分の体の方を向いていませんでしたか?』

そう、体操をする時の気持ちが全然違うんです。

『若さの泉•5つのチベット体操』の中に、一カ所だけ体操をしている状況が書かれている部分があります。その文章がどこにあるか?というと、この第3の体操の中に書かれているんです。

どのように書かれているか?というと

--以下本文から引用--

わたしは、200人以上のラマ僧がこの儀式をいっせいに行なうところを見たことがある。意識を自己の内部に向けるため、彼らは目を閉じていた。儀式を行なうことにより、雑念は払われ、意識は内奥へと集中していく。

--引用終わり--

先ほど、足を開いてる状態と閉じている状態の意識の違いを書きましたが、引用した文章がこの第3の体操の中に出てくるのは、そういう意味合いもあるのではないかな?と、私は考えています。

ですから、先ほどの質問に対しては

『足は閉じているのではないかな?と考えています』
とお答えしています。

でも、無理をしてまで、足を閉じて体操をしなくてもいいと思うんです。
どうしてか?というと、『人それぞれ体力も、身体能力も違うんです』。
年齢だって違うはずですよね。

だから、無理をする必要は何もないんです。

ですから、動作については『後からついてくるもの』くらいの気持ちで良いと思っています。
できる範囲のことを、少しずつすればいいんです。

大事なのは、その積み重ねなんです。


この記事へのコメント