チベット体操 第6体操はお伝え出来ません

「第6の体操というのがあるんですか?」

先月のとある講座で質問を受けました。

「はい、あります。本には方法は書いてあるのですが、私たちはしたことがありません。」

こんな、会話をしました。

ご存知がない方もいらっしゃると思うので、少しお話をします。

チベット体操原書でもある英文の『FOUNTAIN OF YOUTH』、日本語訳の『若さの泉•5つのチベット体操』でも、第2部に書かれています。

効果としては、「とくに頭頂にある第7のチャクラにエネルギーを集めることができるようになれば、スーパーマンやスーパーウーマンに変身することも可能になる。」

と書かれています。で、ポーズとしてはこんなふうに書かれています。

「幸い、極めて簡単な儀式であるため、いつでもどこでも実行可能だ。」
と、日本語訳では書かれています。

でも、私たちチベットクラブでは、皆さんにお伝えすることはできません。
なぜか? というと、したことがないからです。

「新幹線のホームで体操をする人が、極めて簡単な儀式をなんでしないの?」
と思う方もいらっしゃいますね。

でも、本当にしたことがないんです。

理由は一つ、『するな』と書いてあるからです。
ただし、しても良い条件は書かれています。

第6の体操というのは、性エネルギーを上昇させて肉体の若返りに使うというものです。

ですから、その代償として、多くの人が受け入れたくない制約がまっているんです。

本の通りに書くと 『性的快楽の放棄』です。

しても良い条件というのは 『真の練達とひきかえに肉体的な必要性(性的快楽)を捨てる覚悟ができたら』踏み出そう と書かれています。

私にはそんな覚悟は、今のところありません。
ですから、一回もしたことがないし、しようと思ったこともないんです。

「そんな大げさな••」
と思われる方もいらっしゃるかも知れませんね。


でも、ありがたいことに、私たちの周りで第6の体操を試された方がいるんです。それも30代で!

結果は、想像以上だったんです。http://tibetclub.seesaa.net/article/244263972.html

どうですか?
今日の話は男性の話でしたが、本にはこのように書かれています。

「繰り返し言っておきたい。男女の別にかかわらず、真の練達とひきかえに肉体的な必要性を捨てる覚悟がないかぎり、性エネルギーを上昇させようとは思わないこと」


男女の別にかかわらず ですからね。

日本語訳の『若さの泉•5つのチベット体操』には、しっかりと書かれています。

もし、第6の体操をされている方がいらっしゃるなら、もう一度ご自分の気持ちを確認してみて下さい。
本当に、覚悟はできていますか?

この記事へのコメント

  • 一児のパパ

    お久しぶりです。

    第6の儀式ですけど、「性エネルギーの上昇」などというわかったようなわからないようなことの目的とは関係なしに、私はある目的のためにたまに実行しています。

    実は私は花粉症で、3月から4月にかけて目が痒くなったり鼻が詰まったりして毎年不快な思いをしているのですが、鼻が詰まった時には第6の儀式は結構重宝します。息を吐き切って苦しくなるまで我慢する、これを何度か繰り返していると、ある瞬間鼻がスゥーっと通るんです。

    生理学の本には、二酸化炭素には血管拡張作用があると書かれていまして、第6の儀式をすると血中二酸化炭素濃度が高まる(血中酸素濃度が下がる?)からなのか、鼻粘膜の内側に充血していた部分の毛細血管も広がって、鼻腔を狭めていた血液が静脈に流れて行ってしまう、というメカニズムがこのような現象を起こさせているという風に解釈しています。

    それと、真冬に足が冷えて寝付けないような時にこれをやると、足の芯の方から暖かさがじわじわと広がってくるし、体の中心部から熱が湧き上がってきて全身ぽかぽか暖かくなり、しまいには軽く汗ばむくらいになったりもします。これも全身の毛細血管が広がったことによるものではないかと思っています。

    眠気がひどい時にこれをやると、脳への血流が増え(て酸素が行きわた)るのか、たちまち眠気が吹っ飛びますので、運転中とか仕事中にたまに実行したりします。

    まあ、「若さの泉」の写真のポーズでやっているわけではなく、布団に寝てやったり椅子に座ったままやったりしていますので、厳密な意味で「第6の儀式」と呼べるかどうかは怪しいですが。

    ちなみに、性エネルギーは全然変化なしです。これには個人差があるのでしょう。
    2013年07月14日 17:00
  • 一児のパパ

    自分で書いておいてなんですが、よくよく考えたら、私がやっているのは「第6の儀式」ではなく、「第6の儀式」の呼吸法の部分のみでした。

    以前1ヶ月だけ完全に性的快楽を絶って本格的に「第6の儀式」に取り組んだことがあったのですが、強い性衝動に悩まされたのは最初の1週間程で、残りは性的快楽抜きの生活に完全に順応してしまい、儀式の呼吸法の大前提である性衝動そのものが発生しなくなってしまったのです。

    でも性エネルギーがなくなってしまったかというと、そうではなく、ためしにアダルトサイトを覗き見したらたちまち「元気」になってしまい、耐えられなくなってつい発散させてしまったため、あえなくこの試みは失敗してしまいました。

    その後、ひょんなことから儀式における呼吸法に別の活用方法があることを発見して以来、花粉症の時、寒くて仕方がない時、眠くて仕方がない(のに寝てなんかいられない)時にこの儀式の呼吸法のみを実行しております。

    ちなみに、この呼吸法をやった後に本を読むと、極めて内容を深く理解できるし、また記憶に残っているという事実も発見しました。理屈の上では脳の血流が改善されるはずなので、これも当然のことではないかと思われます。やると苦しいので、わざわざやろうという気にはあまりならないのが玉に傷ですが...
    2013年07月14日 21:31
  • T体操のお兄さん

    一児のパパさん
    いつもながら、切れ味の良いコメントありがとうございます。

    第6の体操の実践経験談、ご報告ありがとうございます。
    こういう報告をいただけることが嬉しいです。

    第6の体操を実践して、性的快楽抜きの生活になったという話は、まさに本の通りだったんですね。

    その後の回復状況は、やはり個人差があると思われますが、そういう状況になった といいうことがとても大事だと思います。

    なかなかこういう話は、表に出てこないんですよね。

    第6の体操の話題になった時に、こういう例があるよ というように使わせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

    ありがとうございました。
    2013年07月17日 22:09
  • 一児のパパ

    自分で体験してみて思ったのですが、「スーパーマン」になるのは、まだまだ先でも十分だな、ということでした。
    2013年07月18日 09:11
  • T体操のお兄さん

    一児のパパさん

    パパさんまだまだお若いので、楽しみはもう少しあとに残しておくもの面白いと思いますよ。

    私ももう少し、先でいいです。
    2013年08月01日 22:51