チベット体操 たかが呼吸、されど呼吸

ちょっと前の話をします。

とある友人の家を尋ねた時に、一人の男性がいました。初対面だったのですが、話をしている時に「このお腹を何とかしたい」という話になりました。

確かに、りっぱなお腹をしていました。

そこで、「こんな呼吸をしてごらん」と、丹田を意識した呼吸法を教えてあげたんです。

まず、丹田の場所を知ってもらい、息を吸う時にはそこをしっかりと意識して膨らませること。息を吐く時には、丹田をしっかりと凹ませて吐き切ること。

伝えたのはこのくらいでした。
私が手を出して伝えたかどうかは今となっては覚えていません。

そうして約半年後、先ほどの友人宅に行ったら、何と半年前の光景がそこに再現されていました。
先ほどの男性が遊びにきていて、前回と同じような場所で話をしていたのでした。

ただ一つ違っているところがありました。
『お腹』です。

「どうしたのそのお腹、何か病気でもしたの?」
思わず口に出してしまう程、出ていたお腹の出っ張りがなくなっていたのでした。

「何を言って、あんたが教えてくれたことをしたんだよ」

話を聞くと、彼は長距離トラックの運転手でした。
運転をしている間中、『丹田を意識した呼吸』を、何度も何度も繰り返していたそうなんです。

その後彼とは一度も合ってないので、現在彼のお腹がどうなっているのかは不明です。

でえも、そういうことが実際にあったんです。

「呼吸法なんて•••」と思われがちですが、本当にしっかりやればこのお話のようなことも起こるんです。

たかが呼吸、されど呼吸なんです。

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