チベット体操 今の自分の体調にあったポーズでいいんです

月に一度の岐阜、名古屋の講座を終えて帰ってきました。名古屋市内、岐阜、栄、蒲郡と四カ所での講座をするのですが、今日はある教室でのお話です。

約半年ぶりに受講して下さった女性がいます。実はこの2月に交通事故にあって2ヶ月間入院。その後、リハビリを繰り返して今回のチベット体操までこぎ着けたのでした。

もう何年も教室に通って下さっているので、体操も呼吸法もしっかりとできていました、事故前までは。

「本当に無理なことはしないで下さい」
というお伝えしてから呼吸法を始めました。

久しぶりに呼吸法をしたら、お腹が何も膨らんできません。

実は交通事故はとてもひどい状態で、シートベルトで腸を傷つけたらしくて、一度お腹を開いて手術、治療をして元に戻したそうです。

ですから、お腹を膨らますのがとても怖かったのだと思います。

腰も事故で負傷をしたらしくて、今回は不安を抱えての受講だったんです。

呼吸法をしながら、同時に少しずつ体を動かしているうちに、段々とお腹が動き始めるのが解りました。

呼吸法の後、今度は本当に無理のないチベット体操を一度確認してから、無理のない体操をお願いしました。

そうして、最後は15分の体操を無事に終わらせて、お話を伺いました。

「最初はとても不安だったのですが、ちゃんと体が動くことがわかって良かったです。」

ということでした。少し自信につながったではないかと思います。

最初気になったお腹は、最後にはしっかりと膨らんだり凹んだりするのがよくわかるまで動くようになっていました。

「急ぐ必要はないですから、ゆっくりと体を戻していきましょうね!」

そうお伝えして、お別れしましたが、よくここまで回復をしてくれたと、本当に嬉しく思いました。

今回は1番の体操を除く全部の体操を、負担の少ないポーズをとるようにお願いをしましたが、こんな大きな事故でなくても、肩が痛かったり、腕を痛めたり、首を痛めたりしていつものポーズをとれない時もあると思います。

そんな時には、本当に無理をしないで、負担の少ないポーズをとって欲しいです。

第1の体操、回れなかったらとばしてもいいです。
第2の体操、頭を持ち上げなくてもいいです。足を真っすぐにして上げる必要はないです。
第3の体操、座ってしてもいいです。椅子に座ってもいいです。
第4の体操、しっかりとした机のポーズをとらなくてもいいです。
第5の体操、四つん這いの姿勢から始めても大丈夫です。

誰かと美しさを競う体操ではないです。速さを競う体操でもありません。
今のご自分の体調にあった体操を心がけましょう。

この記事へのコメント