チベット体操 どうして何も起きないのかを考える

少し前の事になりますが、時間を見つけて夏の富士山登頂にむけて、体を慣らしに標高2500m付近から2800m付近を歩いてきました。

その時に、足元がフラフラの状態で、降りてこられた男性がいました。

お話を聞くと、両足がつったということでした。

初めての登山で富士山を選び、見事山頂まで登ったのですが、駐車場あたり標高2500m付近で、体を気圧に順応させる事もせずに登ったものだから、大変な思いをされたみたいでした。

二人組みで、もう一人の方は大丈夫だったから、何かと心強かったと思います。

先に降りて行かれたのですが、駐車場の手前の階段、車まできっと100mもないようなところで、足が止まっていました。

見るに見かねた友人が声をかけて岩に座らせて、足を揉んであげたんです。

悲鳴をあげていましたが、その後は少し楽になったみたいで、何とか階段を降りて行かれました。また、富士山に来てくださいね と友人が声を掛けていました。

後から話を聞くと、両脚はかなりひどい状態だったみたいです。

目の前で、とても大事なものを見ていると感じていました。

あの状態で階段を降りていったら、もしかしたら何か事故でも起こしていたのかも知れないんです。

そうすると、彼には無事下山でなくなってしまい、富士山に対してもいい感情は持って帰る事はなかったんだろうと思えます。

それが、友人の手当てで無事下山となり、とてもいい印象で家路につかれた事は容易に想像できます。

一番下で私たちが降りてくるのを待っててくれて、お礼まで言われたんです。

しかし、これは結果的には無事故なのですが、他の人には目に見えない事なんですね。

そう、事故がないのではなくて、事故を引き起こさないようにした結果なんです。

ここがとても大事なんです。

大切な事は、目に見えないところにあるんです。

そういう目で周りを見渡した時に、年齢を重ねてもお元気な方は、元気なのが当たり前ではなくて、見えないところで何かをされているんです。

それが、食事だったり、睡眠だったり、その他目に見えないような事をされていらっしゃるんです。

テレビでは、大病をされた後に、どのように自分の体と向き合っているか みたいな事がよく報道されます。

それはそれで、とても大切なのですが、でももっと大切なのは、体を壊さない事なんです。大病にならないことなんです。

じゃ、どうすればいいのかな?

それは、見えてないものを見る目が必要なのだと感じています。
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