チベット体操 共通点、ないようで ある

「ご自分と対面するような気持ちで15分間お過ごしくださいね。しっかりと普段の時間に戻ってきてくださいね。」

「では、深い呼吸でけじめをつけましょう。特別な時間に入ります。」
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「では、第一の儀式です」

「手を水平に広げて右に3回回りましょう」

「楽な姿勢になりましょう。呼吸を整えます。」
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「では、深い呼吸でけじめをつけましょう。」
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「これでご褒美の時間は終わりです。」

こんな感じで15分のチベット体操を行なっています。

計ったことはありませんが、もしかしたら半分くらいは何もしていない時間になっているかもしれません。

しっかりと 『間・ま』の時間を取っています。

この何もしていない時間、何をしようとご本人次第です。

何をするにしても、この『間』はあります。

イチローが打席に入るまでの時間。いつもの動作でいつものように『間』をとっています。

北の湖が塩をまいて、四股を踏んでどっしりとお尻を下ろして相手を睨みつけ、立ち上がる時のほんのわずかな時間にも、いつもの『間』がありました。

テニスプレイヤーがサーブをする前に、ボールをトントントンとバウンドさせる、そこにも『間』があります。

この『間』には、本人しかわからない、そこに行き着くまでの経験や想いや長い間培ってきたものが詰まっていると感じています

もし、イチローがチベット体操をしたら、やはり自分の『間』で体操をすると思うんです

それが、ポーズとポーズの間・あいだに取り入れるか、息を吸おう、吐こうとするタイミングで取り入れるかはわかりません。

やはり、その人の培ってきたタイミングというものがあると思います。

動作と動作との『間』でなくても、例えば、動作中の視線の持って行き方、体の動かし方等々にキャリアは活きてきます。

最終的には、そんなチベット体操をすれば良いと私は思っているんです。

チベット体操と皆さんが今まで培ってきたキャリア。

共通点がないようで、実はしっかりとあると思います。
宝永山で第1.jpg


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