
7月10日は、富士山の山開きです。
一年中富士山を登ってる方はいるのですが、この7月10日の前と後ろでは何が違うのか?
実は、10日以降は、確実に山小屋が営業しています。
ここ数年、この日は富士登山をしています。もちろん、山小屋で泊まることにしています。
昨年はプリンスルート、一昨年は須走ルートでした。
今年は、御殿場ルートに挑戦です。
各ルート特徴があるのですが、御殿場ルートの最大の特徴は
スタート地点が低い事と、距離が長い事です。
・出発の標高は1440m
・登山道山頂までの高度差約2300m
・往復距離 17.5km
・所要時間 登り8時間10分、下り4時間20分
・剣ヶ峰3776mまでは+30分
とネットには紹介されています。
ちなみに富士宮ルートは
・出発の標高は2400m
・登山道山頂までの高度差約1350m
・往復距離 8.5km
・所要時間 登り5時間30分、下り3時間50分
・剣ヶ峰3776mまでは+35分
です(ネットから)。
御殿場ルートは、出発地の標高が低く、距離が長いので、徐々に徐々に高度を上げていきます。
そのため、高山症状が出にくいコースでもあります。過去2回の登山でも高山症状は記憶がありません。
しかし、今回は水分の取り方に工夫をしました。
水は勿論なのですが、行動食として野菜から水分を摂るようにしたんです。
色々と持って行ったのですが、実際には トマト とキュウリです。
特にキュウリは、ボトルに入れてすぐに食べることができるようにし、食塩をつけて丸ごとかじるんです。
私の体質をよくご存知の友人に薦められたんです。
ボトルに入るくらいだから、小さめのキュウリにしました。
するとこれが大当たり(笑)!!
体の反応が今までとは全く違うんです。
『食べるごとに体が元気になっていく』
そんな感じになるんです。
きっと、キュウリの水分も勿論なのですが、食塩のカリウム、マグネシウムが聞いているんでしょうね。
それは、二日目にも現れました。
私の場合は3,000mを越すと、かなりへばってきて、昨年までは友人と しりとり しながらでないと登れなかったんです(しりとりをすると、喋るので自然と呼吸をするようになるんです)。
ところが今回は、しりとり どころか、剣ヶ峰に登る急登も平気だったんです。
時間をかけてカラダが高度順応をしてくれたこともあると思いますが、富士山を登る回数が多くなるにつれて、カラダがそのように変化をしていて、プラス、今回のキュウリと食塩でそれが一層進んだものと思われます。
酸素の薄さを気にすることもなく、頭痛等の高山症状は一切出ることがなく、今までにない体感で無事に下山をすることができました。
しかし、冷静になってみると、これは登山に限った話ではないと感じました。
普段の生活の中で、何かが足りないのでは?
と、サプリメント等を摂取してる方も多いのではないでしょうか?
もしかしたら、別の方法で摂取できるかもしれないし、必要がない時には摂取する必要がないのかも知れませんね。
人の体って、幾つになっても進化をしている気がします。
この記事へのコメント
えびこ
昨夜テレビで、女優の草刈民代さんが富士山頂の神社へ御朱印をもらいに行くのを見て、お兄さんを思い出しました。
あんな険しい山を何度も登ってるなんて、改めて驚きました。山小屋もスゴいキレイなんですね。新しくしたのかしら?
富士山に幾つも神社があるとは知らなかった!
T体操のお兄さん
お返事が遅くなってごめんなさい。
次の記事でも書きましたが、まだ挑戦は続いていますよ。
富士登山
初めて聞くと、自分には関係ないように感じるかもしれませんが、一度富士山の懐に入ると、頂上でなくても少し登ってみようかな?って思うようになると思います。
昨年一緒に登った大阪に住む高校の同級生が、はまってしまい?今週末に今季3回目の登頂を目指します。友人も数人一緒だそうです。
それくらい魅せられる山です。
是非遊びでいらしてください。
苦しくない富士山を案内しますよ。