I don't know why? but I am so relieved
御殿場ルートからの宝永山(撮影日2018.07.29)
Mt.Houei
どうしてなのかわからないけれど落ち着く。
富士山頂では味わえない何かがある。
宝永山を表すと、こんな表現になってしまう。
標高は2,693m、2,600mの富士宮5号目駐車場から、時間的には2時間くらいで山頂…
宝永山馬の背(撮影日2018.07.29)
The weather is changing
宝永第一火口沿いに灰色の雲が駆け上がってくる。
しかし、時々薄日も差し始めて、お天気が回復しているのが感じられる。
顔が緩んで思わず表情が柔らかくなる。
日が差し始めると、地表の温度が上がり、蒸気が登り始める。
今回も富士山はこんなに素敵な景色を演出してくれた。…
幸せな下り坂(撮影日2018.08.21)
Get down the road from the top. Subashiri trail.
文句のつけようのないお天気の中を、ゆっくりと登山道を下り始める。
このまま雲の上に道が続いているように感じる。
一人では頂上に立てなかったかも知れない。
二人だから、助け合って立つことができたんだね。
チベット体操だ…
馬の背から宝永第一火口と富士山頂上(撮影日2018.07.30)
前日、宝永山馬の背から御殿場ルート7.4合目の わらじ館 まで2時間くらいかけて登ったのに、下山は20分くらいで馬の背に着いた。
山小屋が、あっという間に小さくなっていった。
もう一回登るか?
と聞かれたら、確実にNO!と答えるね(笑)。
チベット体操で、体重を落としたい方が、目標の体重に達したか…
今回の富士登山の課題は、前回高山症状がでなかった水分の取り方と食事の仕方の検証だった。
剣ヶ峰に登った時にも、下山中も頭痛は出なかった。
それだけ、うまく水分が摂れたのだと思うが、一方で課題も出て来た。
お腹が空いて仕方がない、英語ででいうと 『ハラガヘル』それも『ハラガヘッテシカタガナーイ』のだ(笑)。
以前は、栄養バー(カロリーメイト)みたいなのをよく食べてい…
日本最高地点 Mt.Fuji 3776m(撮影日2018.07.30)
前回の7/10~11の富士登山では、高山症状が出ないように、水分補給方法を考えて登ってた。
結果的は、高山症状の頭痛、手足の痺れは出なかったので、高山症状対策は大丈夫だろうと思われた。
今回の富士登山は、それを検証する目的があった。
今回の登山ルートは、前回と同じ『プリンスルート』。
富…
久須志神社周辺(撮影日2018.07.11)
御殿場ルート山頂から、須走ルート、吉田ルート山頂にある久須志神社で御朱印をいただく。
その先までお鉢巡り道を歩いたが時間の関係で引き返し、その後富士宮ルート山頂の浅間大社奥宮でも御朱印をいただいた。
結果的には、お鉢巡りを半分歩いたことになった。
一周は、次回のお楽しみに取っておこう。
写真中央左の小さな鳥居が、…
富士山頂(撮影日2018.07.11)
富士登山の魅力は、誰にでも同じ環境が与えられている事だと思う。
お天気だけはどうしようもないが、とてつもなく大きな富士山と、
登山道が準備されている。
ただそれだけだ。
登ってもいいし、登らなくったって、誰にも怒られないし、迷惑もかからない。
登ろうと思ったら、自分の足で登ればいいだけの事。
きつくて引き返そう…
富士山頂浅間神社奥宮(撮影日2018.07.11)
わらじ館を5時に出発、8時に登山道山頂まで何とかたどり着いた。
すぐに目指したのは、須走ルート、山梨県側からの吉田ルートの登山道山頂にある 富士山頂上浅間神社奥宮だ。
御朱印をいただこうと立ち寄ったが、お天気の都合で今日から開いたそうで、本当にラッキーだった。
御殿場ルート山頂から須走ルート山頂間を初めて歩いた。
…
御殿場ルート7合4勺 わらじ館からのご来光(撮影日2018.07.11)
朝4時過ぎ、目がさめると外は明るくて、少し赤みが差していたので、急いで起きて外でご来光を待つことにした。
少し寒かったが、そんな事を忘れるくらい素晴らしい時間の流れを感じることができた。
登った人にしか理解できないものだ。
ここ、わらじ館のすごいところは、朝食を頼んでおくと、温かい味噌汁やら、焼き魚…
御殿場ルート7合4勺 わらじ館から頂上を見上げる(撮影日2018.07.10)
体温が下がり、眠気を感じて、なかなか足が出ない、進まない状況だったが、山小屋まで登るしかない状況でもあった。
ゆっくりゆっくり歩きながら、体温が上がるのを我慢して待つしかなかった。
時間はかかったが、御殿場ルートに合流する頃には、身体も回復してきていた。
ここから今晩宿泊の御殿場ルート7合…
宝永山馬の背から御殿場ルートを見上げる(撮影日2018.07.10)
白い雲が下から湧き上がってくるが、なんとか宝永山の稜線に出た。
ここは馬の背と呼ばれている。
富士山にも、こんな平らな場所があるんだ!と思うくらいだ。
宝永山に立てば、雲がなければ眼下に手付かずの大自然林、その向こうに駿河湾、その向こうに伊豆半島が見える美しい場所だ。
今回はここで昼食にした。
…
宝永第一火口斜面を見ながら(撮影日2018.07.10)
左手に宝永第一火口斜面を見ながら、宝永山へのざれざれの登山道を登る。
こんな足元の悪い登山道は、こんな時こそ丁寧に丁寧に登る。
でないと、一歩が半歩くらいになってしまう。
ズルズルっと足元が流されてしまうからだ。
それは、体力の消耗を意味する。
実は、5月と6月にも友人たちを連れて宝永山に挑戦したが、い…
宝永第一火口縁で遠足の中学生だち(2018.07.10)
今回の富士登山で御殿場ルートからプリンスルートに変更したのには理由があった。
一人体調が悪かったので、御殿場ルートは厳しい ということになり、富士宮口5合目2,400mまで高度を稼げるルートにした。
駐車場で少し身体を休ませて、身体を高度に順応させる時間を2時間くらい取った。
その後、いつも以上にゆっくりなペー…
富士宮5合目駐車場から山頂を仰ぐ(撮影日2018.07.10)
ここ2年、静岡県側の富士山開山日は須走ルートを登った。
今回は、御殿場ルートを予定していたが、都合でプリンスルートに変更した。
今回の課題は水分の摂り方と、食事の摂り方。
そう、毎回襲われる 高山症状の頭痛に、いかに対応するか だ。
策は色々と練ってきた。
チベット体操でも、色々な課題にぶつかって…
(撮影日2018.06,17)
悩み事を相談された時に、こう言った事がある。
そんな所にいちゃだめだよ
富士山に登ってごらん、少し登っただけでも、その高さにいるのは、自分と同じような意識を持った人たちばかりだよ。
日常の些細なことに心を奪われる事で、怒ったり、悲しんだりの繰り返し。
雲の上から下界を眺めたら、そんなことはどうでも良くなるよ。
チベット体操だ…
(撮影日2018.06,17)
富士山の登山道には、写真のようにロープを張ってくれてあります。
登山者は、この道を通って山頂を目指すんです。
数えきれないくらい上ってる方も、トレランの強者も、初心者も、誰もが同じ道を通るんです。
この道さえ間違えなければ、安心をして登ることができます。
見上げれば、この先の道のりが確認できるので、自分のペースで登る事が一番大事です。…
富士宮ルート6合目付近(撮影日2018.06,17)
7月1日山梨県側で富士山が山開きしました。
静岡県側は7月10日に、正式な山開きとなります。
じゃ、山開きの前と後では何が違うのか?
山小屋が確実に開いているんです。
で、何が違ってくるのか?
荷物の中身が違ってくるんです。
山小屋に置いてあるのもを、わざわざ下から背負って行かなくても良くなるんです。…
夏至前で十分な明るさはあるのだけれど、暗くならないうちにと下山を始めた。
登山道の鳥居をくぐり歩き始めたが、何だかちょっと様子が違うことに気がつく。
登山道の岩が、何となくガサガサしていて、不安定な状況だと思われた。
富士宮ルートは、登山道の勾配がきついので、不安定な足元に不安を覚えた。
そういえば、登ってくる時に、下りのブル道を使う人が多かったのも気になっていた。
…
日本最高峰富士山剣ヶ峰の石碑から見下ろす火口は、とんでもなく荒々しい風景だ。
湖の向こうにそびえる美しい富士山
雲海の上に頭を出した端麗な富士山
そんな富士山からは想像もつかないほど、人を寄せ付けない厳しさを持っていることに驚く。
しかし、もっと驚く事があった。
この雪の斜面を、スキーやスノボーで滑っている人たちがいる事だ。
そういえば、スキー板と靴を背負ってる登…
登山道を登りきり
「やったー!!」
なんとかここまで来れた と思うのだけれど、実はもう一段高い場所が目の前にある。
剣ヶ峰だ。
あの一番上が、日本最高地点3,776mだ。
目指そうとするが、この坂がこれまたキツイ(笑)。
なかなか、すんなりとは目的は達せられないが、最後の登りであることには間違いない。
登った人にしか解らない格別なものが待っててくれてい…
カメラを覗くと、半分くらいが富士山の山体になる。
誰も追い越さないスピードで、自分のペースを守りながらここまで来た。
歩くのをやめない限り、頂上は近づいててくる。
あきらめなければ必ずたどり着ける。
どこかで聞いたような言葉を、素直に受け容れる事ができる時だ。
健康になりたい。
ダイエットしたい。
若返りたい。
本気でそう思っているのなら、自分を信…
強者 (撮影日2018.06,17)
富士山山開き前の登山、雨具、防寒具、食料その他しっかりザックに詰めて、一歩一歩足元を確認しながら登っている横を、いとも簡単に追い越していく人たちがいる。
短パン、ランニングシャツ、運動靴、背中に水分と栄養補給の何かを小さなザック?に入れて、ひょいひょいと登って行き、あっという間に視界から消えて行った。
トレランの人たちだ。
あの調子で…
8合目を目指して (撮影日2018.06,17)
先日の富士登山、頂上手前でお会いした、一年前に登り方を教えてくださった方に、しつこく言われた事があった。
下を向かないで前を向く
前足で登って、後ろ足は蹴らない(一歩の疲れは一歩でとる)
しっかりと呼吸をする
丁寧に歩く
そうして、心拍数を上げないようにゆっくりと歩いて、長時間休まないようにするんです。
…
8合目山小屋を見上げる(撮影日2018.06,17)
富士山の公式な山開きは7月10日で,近々でないと山小屋も開いていません。
でも、富士山には一年中誰かが登っています。ここでしかできない高所での訓練もあるんでしょうね。
しかし、何かが起こった時には、全て自分で責任を負う覚悟で登っています。
ですから、山開き前に登る登山者の装備は、とてもしっかりしています
逆に言う…
宝永第一火口3連続落石(撮影日2018.06,23)
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宝永第一火口中央で、岩と岩がぶつかる鈍い音が響いた。
みると、白い土煙が斜面下に向かって3本長さを伸ばしていた。
落石だ!
時々見かけることはあるが、3連続は初めて見た。
火口丘で落石は止まったが、凄まじい迫力だ。
あんなのに巻き込まれたら、一たまりもないのは誰が見ても理解できる。
…
富士山に連れていってください
前から教室の生徒さんに頼まれていた。
今回、それが実現した。
最初から富士山頂上は厳しいので、様子をわかってもらおうと、大好きな宝永山を目指した。
富士宮ルート6合目から宝永火口縁に出て、宝永第一火口を過ぎて、登山道を半分登った辺りでポツポツ降り出した。
直ぐにレインウェアを着てもらった。
そのうちに あられのようなものが…
(撮影日2018.06,17)
富士宮ルート頂上を目の前にして、雪がまだ残っている。
どうしようか迷ったが、安全策でブル道を登ることにした。
そういえば、昨年もこのブル道を登ったのだった。
ところが、ブル道だけあって平らではあるけれど、高度がなかなか上がらない。
嫌になりかけたところで、降りて来た二人組みが声を掛けてくれた。
「もうすぐですよ。勝利への道だと思…
(撮影日2018.06,17)
皆さんの情報をいただいて、何とか頂上に立てました。
ありがとうございます。
一歩一歩、ゆっくりゆっくり歩を進めて、抜かれることはあっても、自慢じゃないけれど誰一人抜くこともなく、それでも奇跡的なお天気に恵まれて明るいうちに下山です。
昨日の富士宮ルートは、またまた高山症状に悩まされました。水分の摂り方に工夫が必要です。
どうして富士山…
8合目鳥居(撮影日2018.06,17)
ゆっくりゆっくりながらも、順調に八合目の鳥居を過ぎた。
朝5時に5合目駐車場に到着、1時間カラダを標高2400mに順応させる時間を取った。
その間、朝食、水分をしっかりと摂った。
それが良かったのか?6合目までの入りも、今までにないほど順調だった。
その後、軽い高山症状に悩まされることになり、課題は残ったが今までと違う感じを…